農民画COLLECTION

沈小妹さんの作品

沈小妹さんが農民画を学び始めたのは1980年のことで、このとき実に56歳。その3年後の1983年に作品「出工去」で第2回<江南之春>展で2等賞を獲得していますが、沈小妹さんはもともと刺繍や機織が得意だったそうなので、構成や配色に才能があったと言えるのではないでしょうか。

作品「啄虫」は畑の茄子についた虫を啄ばむ鶏を描いた作品です。茄子は一目でわかりますが、鶏は造型が大胆でその自由な発想に驚かされます。まるでクロワッサンのようですね…色とりどりで、翼も描かない大胆さには脱帽です。

作品「水牛下塘」は柳の枝を叩きながら水牛を連れて移動する牛飼いを描いた作品です。池の中のアヒルたちとそれを取り囲むように輪になった水牛。アヒルたちは慌てふためいているようにも見えますので、牛飼いの家のアヒルなのかもしれませんね。風にそよぐ柳がさわやかな静かさを醸しだしている作品です。


  
啄虫                       水牛下塘


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